ラノベ日記

ラノベやアニメが好きなので、感想を話していこうと思います。

「五等分の花嫁」という生きる希望が終わってしまった

こんにちは

読子です!

 

突然ですが

読者の皆様には生きる希望になるようなものってありますか?

希望になるものは漫画・ラノベに限らず、歌、アイドルなど何でもいいです。

 

読子には希望がいくつかあります。

その一つが「五等分の花嫁」という漫画でした。

五等分の花嫁(1) (講談社コミックス)

五等分の花嫁(1) (講談社コミックス)

 

 ~~以下、回想(※スキップ可)~~

 読子はあまり心が強くない、むしろ人より弱いので何かで支えていないとすぐ心が折れてしまいます。

読子の心が折れそうな時期が二年前にあり、元気になるための本を探しに本屋に行きました。その時に偶然出会った作品が「五等分の花嫁」という漫画でした。

 

 単行本1巻が発売したばかりでしたが、何か惹かれるものを感じました。購入し、家で読むと読んだことない斬新な設定、ストーリーに魅了されすぐファンになりました。

その日から毎週水曜日の週刊少年マガジンの発売日を楽しみし、水曜日が来ることを目標にして頑張っていました。週刊誌を普段買うことはありませんでしたが、「五等分の花嫁」を読むためだけにこの二年間欠かさず購入していました。(涙)

 ~~回想終了~~

 

「五等分の花嫁」が2020/2/19(水)発売の週刊少年マガジンで連載を終了しました。

いろいろ思い出がある作品なので、お話していきたいと思います。

※極力ネタばれはしませんが、ヒントになる可能性があるため読むときは注意してください!!

 

・「五等分の花嫁」はどんな漫画?

「五等分の花嫁」という漫画は主人公と一卵性の5姉妹による学園青春ラブコメです。

 

 学年1位である主人公ーー上杉風太郎はある日、「勉強が苦手」な生徒の家庭教師を頼まれます。家庭が貧しいため、その仕事を受けることに決めた風太郎ですが、生徒はまさかの同級生である一卵性の5姉妹でした。5姉妹はいろいろ悩みがあり、勉強と真剣に向き合ってもらえず、風太郎とよく衝突をしてしまいます。

勉強を教えるだけではなく、姉妹たち1人1人と向き合っていく主人公の物語です。

 

 この漫画の面白いところは、推理要素があるというところです。

漫画の冒頭は風太郎と5姉妹の誰かとの結婚式から始まります。そこから回想して物語が進んでいきます。そのため、5姉妹の誰が「花嫁」なのか?が物語で重要になります。

伏線がたくさんあり、誰が花嫁なのか?を推理して読むことができる物語になっています。

 

・姉妹の特徴

昔は見た目も中身もそっくりで仲のいい姉妹でしたが、姉妹の在り方があることをきっかけに変わってしまいました。

 

長女:中野一花

周りからは大人びた印象を与えているが、本当はどの姉妹よりも堕落しており

生活能力は壊滅的です。しかし、長女として妹たちのことはよく見ており、頼りになります

短髪で、耳にピアスしているのが特徴です。

 

次女:中野二乃

常にツンツンしていますが、5姉妹が大好きで家族思いです。

髪が長く、蝶の髪留めでツーサイドアップにしているのが特徴です。

ちなみに、読子の推しキャラです(^^♪ ←ここ重要!!

 

三女:中野三玖

静かな性格で口数は少ないですが、姉妹の中では学力が一番高いです。

ヘッドフォンを常に身に着けているのが特徴です。

 

四女:中野四葉

すごく活発的な性格で、運動能力が他姉妹より高いです。しかし、姉妹の中で一番学力が低いです。また、嘘をつけないほどまっすぐな性格をしています。

頭にうさ耳のようなリボンをつけているのが特徴です。

天使度は高く、癒しキャラです。←ここほんとに重要!!

 

五女:中野五月

インテリキャラですが、頭は良くないです。

真面目な性格で、よく主人公とぶつかります。

他姉妹より暴食で、食事に目がないです。

食事するシーンは可愛く、後の空気が悪い描写での救いとなります。

頭に星をつけているのが特徴です。

 

・感想

 この作品の魅力は嫌いな姉妹がいないということです。

 ネットの「五等分の花嫁」の感想を読んでいると姉妹ごとにファンがいて、推しの姉妹がいかに可愛いをネット話し合っており、時には喧嘩をしていました。しかし、誰が好きかを話し合っていることはありましたが、どの姉妹が嫌いというのはあまり見ませんでした。普通は、嫌いなヒロインがいると思うのですが、この作品にはいませんでした。

 

 「五等分の花嫁」のような作品はもう二度と読めないと思います。

 ただ恋愛をするだけではなく、主人公と結婚するのはどの姉妹かを探していくというのがこの作品の楽しめる要素です。この作品を神という存在にしたのは、作者の秀逸な伏線の張り方と回収の仕方だと思います。

 

 伏線がありすぎると途中でばれてしまいますし、逆に伏線がないと、ただの恋愛漫画になってしまいます。最後まで読者を楽しませることができる伏線を張ことができたのは作者が秀逸であることの証明です。

また、そっくりな5姉妹だから花嫁はわからないという設定はこの作品だからこそできたことで、今後同じような設定の作品は難しいと感じます。また、完成度も高いため、同じような設定があっても、爆発的に売れることはないような気がします。

でも、読子は読みますけど!!

 

二年間、楽しみをくれて本当にありがとうございました。

少し寂しいですが、次の作品も楽しみにして待っていようと思います。

 

ご愛読ありがとうございました。

読子