幼なじみが絶対に負けないラブコメ(電撃文庫)1巻の読んだ感想
初めまして!読子と申します!
趣味(ライトノベル、アニメなど)のことを不定期で書いていこうと思いますので、よろしくお願いします!
2019年7月8日に発売した「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」1巻を読みましたので
感想をつらつらと書いていきたいと思います。
◆総評
・ストーリー :★★★☆☆
・面白さ :★★★☆☆
・キャラ可愛さ:★★★★☆
筆者は読む前、幼なじみを甘く見ており、「絶対負けない」なんてありえないと思っていました。
なぜなら、大抵の幼なじみキャラって負ける法則があるので、、。
例えば、
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 田村麻奈実
とかですね。恋愛において、幼なじみは引き立て役でメインヒロインにはなれないというのがラブコメのお決まりです。
しかし、この作品の幼なじみは一味違いました。
歴代のラブコメでも、ここまで最強の幼なじみはあまりいないのではないでしょうか。
というのは、知略で主人公を落とし、ライバルヒロインを蹴落としていくというまさかの腹黒設定でした!
PVで水瀬いのり様、佐倉綾音様を抜擢されただけことはありますね!
(閑話休憩)
1巻では2人のヒロインーー志田黒羽、可知白草が登場します。
最強の幼なじみである志田黒羽は、テンプレな幼なじみキャラです。
主人公のことを何でも知っている、お世話してあげている感じはどこの世界観(ラノベ)にいる幼なじみと同じです。ただ、主人公がいないときは知略を回して、主人公に恋するように迫っていきます。物語の最初で、黒羽は主人に告白をして振られてしまいしますが、1巻の最後には、主人公の初恋相手である白草を破り、見事主人公から告白されるように持っていきます!!さすが黒羽様!
ですが、その告白をなぜか黒羽は「ヤダ」の一言で振ってしまいました。(えぇ・・・)
予想ですが、告白を振った主人公に同じ思いをさせたかったのではないかと思います。
最強というより、ただ腹黒いだけなような気がsーーいや、なんでもないです!
可知白草は主人公の初恋相手の女の子として登場します。
主人公とは同じクラスですが、クールな性格で周りと関わろうとしないため
主人公を含め、誰も近寄りません。
そんな白草は小説家です。
ある日、「告白祭」(高校の文化祭)で、主人公が役者をする舞台の台本作成をお願いされて承諾します。
それをきっかけに話すようになったことで、白草が主人公の役者時代に出会った女の子であることがわかります。それがきっかけで、小説家を目指すようになったことも明かされます。
実は白草も幼なじみで、主人公のことが大好きというまさかの展開でした!
主人公のことは「スーちゃん」と呼び、もうデレデレな状態です。はい。
そんな白草ですが、主人公に告白するも、1巻の最後で主人公が黒羽を選んだことで振られてしまいます。
ですが!!黒羽が告白を断ったことで、復活して猛烈なアピールを再開し、黒羽と喧嘩しています。
主人公であるーー丸末晴は小学校のころ役者をしていました。
役者時代は天才といわれ、有名人だった末晴ですが
憧れていた母の死により、役者ができなくなり引退をしました。
引退後、引っ越した家の隣が黒羽家だったことがきっかけで黒羽と出会います。
高校1年生になったころ、白草の小説に感動し、偶然出会った白草に小説の感想を伝え、話したことをきっかけに恋心を自覚します。
片思い相手である白草がイケメンと付き合っているという話を聞いて、落ち込みますが
黒羽に励まされ、イケメンと告白祭の舞台で勝負することになります。
母の死がきっかけで、役者ができない末晴ですが、黒羽と特訓をすることで乗り越えます。
結果は末晴の勝ち。(お決まり)
末晴が困っているとき、いつもそばにいてくれた黒羽の大切さに気付き
告白祭で、白草ではなく黒羽に告白します。(※ 黒羽の作戦通り)
それにより、黒羽に対してトラウマが植え付けられてしまいました。
(閑話休憩)
1巻は黒羽の勝利でしたが、なぜか振るという展開でした。
筆者は読んている最中に、驚きすぎて叫んでしまいました。
キャラの構成、ストーリーの構成はよかったのですが
オチが納得できないと思った作品でした。
2巻での物語の展開が楽しみになる終わり方でしたので
次巻に期待しましょう!
皆様も興味があれば、是非読んでみていただければと思います。
ラブコメ好きにはたまらない作品であることは保証します!
ご愛読ありがとうございました。